Since 1960s

なぜか懐かしい。アメリカ統治時代の沖縄にタイムスリップしたような、独特の古民家ホテル。

白浜ホテルが開業したのは、まだ沖縄が日本に復帰する前の1968年です。母が、立ち上げ以来ほぼ一人で切り盛りしていました。創業当初からしばらくのお客様はアメリカの軍人さんが多かったのですが、1972年に沖縄が日本に復帰すると、日本人のお客様も増えました。

ただ、母が年を取ってからは体力的な限界もあり、開店休業のような状態になっていたのでした。しかし4年前、私が日本に戻ってきたとき、母から「このままだと建物の維持費もなく、次の台風で壊れてしまう」と相談を受けました。

私自身、今の沖縄には珍しい貴重な古民家である白浜ホテルをこのまま失うのはあまりにもったいないという思いもあり、一念発起。現状を打開して再びホテルとして立て直すべく動き出しました。

毎日営業できる体制を整え、宿泊予約サイトにも登録。今では、お陰様で10室満室をいただく日が続き、ホテルは盛況を取り戻しています。海外からの個人観光客も増えましたが、なぜか「懐かしさがある」とリピーターにもなってくださる方も多いです。私は亡き母のぶんまでホテルの経営を頑張ると決めて働いています。

白浜の朝ごはん

神様が宿る神聖な森を眺めながら過ごすいつもよりゆっくりした朝

白浜ホテルの朝ごはんは沖縄で収穫した野菜やくだものをたっぷり使ったコース形式のメニューです。その時に一番美味しい食材でお作りするので、決まったメニューはありません。 フランスでシェフとして働いていた経験を活かしたフレンチテイストの朝ごはんです。

お泊りのお客様以外でも事前にご予約いただければ朝ごはんのみのご利用も可能です。

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朝ごはん情報や三匹の看板ねこちゃん、白浜ホテルの日々を写真とともに綴っていきます。